本サポートニュースは、お客様の運用や導入計画に役立つ情報を発信しています。サポートポータルやヘルプポータルと合わせて、情報取得のツールとしてご活用ください。よろしければ、ご覧いただけていない方々へ本ページをご紹介いただければ幸甚に存じます。
今号のラインナップです。
ご意見・ご感想は、ぜひ下記リンクよりフィードバックください。(匿名です)
SAP ジャパン株式会社
SAP サポートニュースレター(日本)事務局
▶▶SAPサポート中国大連エンジニア交流企画
SAPサポートとJSUGテクニカル部会は、相互理解を深め、インシデントの解決スピードやサポート品質および新サービスのさらなる向上を図る目的で毎年「SAPサポート中国大連エンジニア交流企画」を進めてきました。この企画は製品サポート部門でも直接お客様の声を聞くことができる最重要なイベントとして位置づけられています。
コロナ禍での2021年はオンラインでの交流を2日間に渡って実施し、また新たな取り組みとして「インシデントの解決スピード向上」をデザインチャレンジとしたデザインシンキングセッションも行い活発な意見交換を行いました。デザインシンキングセッション詳細についてはこちらをご覧ください。
これらの活動の成果はテクニカル部会長石原様も次のように述べています。
「今回のデザインシンキングはJSUG会員とサポートエンジニアとの有意義な交流になりました。
また、テクニカル部会では2022年度も「SAPサポート中国大連エンジニア交流企画」をオンラインで実施する予定です。
双方にとって有意義な企画を検討しておりますので、ご期待いただきますよう願います。」
本ニュースに関するお問い合わせはsap-support-newsletter-japan@sap.comまでお寄せください。
▶▶脆弱性の発見にご協力ください~報奨金制度のご案内~
SAP は、日々 SAP ソフトウェアおよびクラウドソリューションに影響を及ぼすセキュリティ問題の特定と対処に全力を注いでいます。 その取り組みの一環として、バグバウンティ(バグ報奨金制度)を始めています。 バグバウンティとは、簡単に言うと、脆弱性(バグ)を発見・報告すると SAP が報奨金を支払う仕組みです。 報奨金を支払うことで、世界中のホワイトハッカー(Ethical Hackers)の知識と経験を活用し潜在的なセキュリティ問題を発見・対策することでさらなるソフトウェアセキュリティを強化・向上することを目的としています。 ご興味のある方(ホワイトハッカーの方はぜひ!) 詳細は、6 月に開催した SAP でのバグバウンティの取り組みについてのウェブキャスト(英語)をご参照ください。 資料は以下よりご参照いただけます。 Bug Bounty for SAP Applications 録画 PDFファイル ※ 次回は 7 月 21 日(CEST時間帯)に SAP Bug Bounty Program for SAP S/4HANA を開催予定です。 バグバウンティ以外にも、SAP では様々なセキュリティ対策についてのウェブキャストを開催しています。 過去情報含め以下サイトより各ウェブキャストの情報をご参照いただけます。 https://webinars.sap.com/sap-user-groups-k4u/en/security
▶▶アプリ技術者にお届けする
~ SAP Fiori, SAP Analytics Cloud ハンズオンセミナーのお知らせ 7 月 25 ・ 29 日、8 月 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 日~
従来データ活用には色々ハードルがあったSAP ERP。SAP S/4HANA+SAP FioriやSAP Analytics Cloudで敷居が低くなり、ビジネスデータを必要な時・必要な人が使えるシステムに変身しています。今回2件のハンズオンセミナーのご案内です。分析アプリの専門家や開発の専門家でなくても、アプリコンサル・アプリ担当者の方が基本を習得できる内容になっています。短期間に導入でき、失敗しても次々試せる、成功すればROIに大きく寄与という、ノーコード・ローコードで実装できるニュータイプの時代に即したアプリケーションを体感ください。
両セッション共通
【対象】 SAP S/4HANA導入済のお客様、導入を予定・検討しているお客様、及びパートナー様
【ハンズオン環境】 SAP で用意します。※空いた時間でのハンズオン実習参加が可能です。
○第1弾 SAP Analytics Cloud(SAC) Analytics Designer実習
~SAP Analytics Cloudのライセンスを有効活用したい方、少し高度な分析機能も体感してみたいというアプリコンサルの方に~
日時:
7 月 25 日 (月) 17 : 00 ~ 18 : 30 (レクチャー受講後ハンズオン演習)
7 月 29 日 (金) 10 : 00 ~ 11 : 30 (Q&A)
お申し込みサイト:
https://webinars.sap.com/jp/202207-s4hana-sac-hands-on-session/ja/home
○第2弾 SAP S/4HANA 標準に備わった SAP Fiori 分析アプリ実習 「5 Steps to Fiori」
~そろそろベーシックな SAP Fiori を本格活用してみたいという方に・SAP S/4HANAの価値実現方法を体感したいという方に~
日時:
8 月 1 日 (月) ~ 5 日 (金) 10 : 00 ~ 11 : 00
(レクチャーは午前中 30 ~ 60 分のみ。空いた時間に 60 ~ 90 分のハンズオンを実施いただきます。)
お申し込みサイト:
https://webinars.sap.com/jp/202208-5steps-for-analytics-in-s4hana/ja/home
セッション概要:
Day1:SAP Fiori の基本・概要 S4標準Fioriの探索方法
Day2:SAP Fiori の探索 使用状況から推奨されるS4 Fioriの選定(スコーピング)、Fiori実行に必要な設定等
Day3:SAP Fiori Launchpad の活用、Floorplan(共通の画面類型・遷移パターン)について
Day4:SAP Fiori 拡張 - Key User 拡張によるアップグレードに強い拡張・開発。
項目追加や外部連携する OData API をノーコードで作成する手法等
Day5 : Next Stepスキル よりカスタム要件に即した Fiori の可能性をご紹介(下記は予定です)
例:SAP Business Application Studio を用いて標準のアプリケーションを、コーディングも視野に入れつつ
拡張する手法
例:Notification Framework を用いて Fiori Launchpad に通知を送信する仕組みについて
▶▶SAP S/4HANA のリアルタイム分析による ROI を最大限に
SAP S/4HANAは従来型の System of Record の導入方法だけでは DX の実現とはいかず、価値は出ません。リアルタイム分析、AI など様々なデータ活用により、DX を起こさなくては価値が薄れます。
ではどうやって新しい時代の導入プロジェクトをデザインするか、メンバーは?トレーニングは?上手く行っている先行ケースは?など多角的な目から SAP S/4HANA 導入と活用を述べます。
SAP Analytics Cloud ハンズオンセミナー 7 月 25 ・ 29 日の開催背景について理解いただくにも最適ですので、是非合わせて御覧ください。
また、SAP Fiori のハンズオンセミナー 5 Steps for SAP Fiori 8 月 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 日を通しても分析・ローコード・ノーコード開発など、より価値ある S4 の使い方、Upgrade にも柔軟な手法を体感ください。
▶▶SAP S/4HANA 移行へのはじめの一歩を SAP Readiness Check で!
SAP S/4HANA アップグレードにも対応
SAP Readiness Check は SAP ERP から SAP S/4HANA へ移行、もしくは SAP S/4HANA のアップグレードを計画しているお客様に有益な情報をご提供するダッシュボード形式のツールです。このツールは、現行のシステムを分析し、SAP S/4HANA 移行もしくはアップグレードに必要な作業を抽出して、定量的にレポートします。 このツールを利用しないでプロジェクト実施することは、東京スカイツリーを階段で登るような非効率な作業をすることになります。SAP Readiness Check はまさに SAP S/4HANA への移行もしくは SAP S/4HANA のアップグレードをスムーズにするために必須のツールとなっています。 また SAP ERP の機能で陳腐化している一部の機能は、SAP S/4HANA 上では新機能に置き換わっています。SAP S/4HANA 移行のプロジェクトのスケジュールがタイトな場合に、移行の負荷を軽減いただくために、従来の SAP ERP 機能を SAP S/4HANA 移行後も 2025 年末まで使えるように Compatibility Pack という形で準備しております。御社の SAP ERP 上で、これらの置き換え対象となる Compatibility Pack の機能が、どの程度含まれるかを Compatibility Scope Analysis で分析する事ができます。 SAP Readiness Check の主な機能として
Compatibility Scope Analysis (SAP ERPからSAP S/4HANA移行時)
SAP S/4HANA 移行もしくはアップグレードする際の変更点とその作業タスク
現在お使いのトランザクションから推奨の SAP Fiori を抽出
影響されるインタフェース (iDoc、Web Services、RFC/BAPI など)の互換性情報
SAP Innovative Business Solutions の互換性情報
カスタムコード情報
など SAP S/4HANA 移行もしくはアップグレードに不可欠な作業を可視化してスムーズに移行できるような情報をご提供します。 今回初めて SAP Readiness Check をお知りになられたお客様にもご理解いただけるようなセッションを開催いたします。 詳細はこちらよりご確認ください。
Live Must-Know Webcast 「ここから始める SAP Readiness Check for SAP S/4HANA」
対象:SAP Enterprise Support ご契約のお客様
開催日:8 月 9 日 (火) 14 : 00 ~ 15 : 45 <Zoomオンライン形式>
お申込み締切:8 月 8 日 (月)
▶▶重要ノート(HOTNEWS)のご案内
2022 年 6 月にリリースされた、優先度:最優先 (HotNews) の SAP Notes をご紹介します。
詳細は、各ノートをご確認ください。
[ 6 月にリリースされた HotNews]
SAP Note 3207394(コンポーネント: XX-SER-NET)
米国地域におけるサービスおよびサポートの接続性のための SAP ネットワークプロバイダ接続 (SAPserv4) のフェードアウト期間および計画されている停止
SAP Note 3211168(コンポーネント: FI-RA-PC)
認識済収益、契約資産、および契約債務が予期しないレートになる
SAP Note 3212608(コンポーネント: XX-SER-NET)
APJ (アジア太平洋) 地域におけるサービスおよびサポートの接続性のための SAP ネットワークプロバイダ接続 (SAPserv10) のフェードアウト期間および計画されている停止
重要ノート情報(優先度:最優先 (HotNews) の SAP Notes)は、SAP Support Portal の重要ノート (HotNews) 情報 → [2022] よりご確認いただけます。
セキュリティ関連のノートとニュースは、SAP Support Portal のセキュリティ関連のノートとニュースよりご確認いただけます。
▶▶9月開催予定
◇SAP S/4HANA化のための SAP Readiness Check ツール
9/14 (水) ~ 9/16 (金) 10:00 ~ 12:00 (お申込み締切日 : 9/6 (火) )
移行作業に欠かせない SAP Readiness Check ツールについて、レポートの作成から結果を分析する方法まで詳細にご紹介します。本ツールを活用することで、現在のシステム環境において、カスタムコードの調整、設定変更、アプリケーション変更などの事前準備をしておくことができます。
◇SAP S/4HANA:カスタムコード影響分析
9/27 (火) ~ 9/30 (金) 10:00 ~ 12:00 (お申込み締切日 : 9/19 (月) )
SAP S/4HANAへの移行で影響を受けるSAP ECC システムのカスタムコードを特定するためのツールなど、カスタムコードの影響分析をするにあたってお役立てる知識をご提供します。
▶▶10月開催予定
◇SAP S/4HANA のためのユーザーインターフェース設計
10/12 (水) ~ 10/14 (金) 10:00 ~ 12:00 (お申込み締切日 : 10/4 (火) )
SAP Fiori の標準機能の概要、アーキテクチャ、セキュリティ、開発ツールおよび拡張性などご紹介します。
入門編ですので、全く機能に触れたことがないが興味があるという方も、ぜひお申込みください。
◇SAP S/4HANA:会計管理のコンバージョン
10/26 (水) ~ 10/28 (金) 10:00 ~ 12:00 (お申込み締切日 : 10/18 (火) )
会計管理を SAP S/4HANA へ移行する際に必要な作業や、移行後のデータ整合の確認ツールについてSAP 技術者がご説明します。
また、SAP S/4HANA にて機能が拡張された、新固定資産管理や品目台帳についてもご説明します。
以上