平素よりJSUGの活動に多大なご尽力ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
お陰様でJSUGも新年度となる2024年度がスタートいたしました。
新年度を迎えるにあたり、JSUGの数見会長の挨拶を公開いたしました。
<ご挨拶>
1996年に設立されたJSUGは当初、会員企業69社からスタートしました。以降、会員企業自らが運営するユーザーコミュニティという趣旨に広くご賛同をいただき、現在では580社を超える会員企業、約11,000名の登録者を擁する、世界でも有数のSAPユーザー会に成長しました。
近年の私たちの取り巻く環境は、地球環境問題、国際社会の分断など、複雑で困難な課題を次々と突き付けています。そうした中、私たちは、社会課題の解決を中心に据えた経営が求められる時代となり、それに伴い顧客の価値観やニーズは大きく移り変わってきています。
そうした変化に柔軟かつ迅速に対応するべくデジタルの重要性は増すばかりであり、中でも生成AIの出現は、我々の様々な活動を根本から変えつつあります。 世の中がデジタルの力で急速に変わっていく現在、IT・デジタル部門への期待は益々拡大しています。私たちには、ただ傍観するのではなく、積極的に学び、成長し続けることで、IT・デジタルの力を最大限に活用し、来るべき未来を自ら描き、新たな道を切り開くことが求められています。
JSUGは、SAPとサポーターの協力の下、ユーザーの皆様が、DX・サステナビリティ・ダイバーシティ等々、自ら多角的に学び、さらに成長できる機会を提供できるよう、また、ユーザーの皆様のコミュニティをより活発化できるよう、引き続き施策を強化してまいります。
さまざまな業界業種の企業の集合体であるJSUGの強みは、バランス感覚に優れた人材、知見、知恵を結集できる点にあります。ユーザー企業、パートナー企業、SAPと同じフィールドに立っての活動をこれまで以上に進め、変化を恐れず柔軟に対応する力を身につけるべく、デジタル化がもたらす恩恵をすべての人が受けられる社会を実現して欲しいと願っています。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。 (2024年4月)
本年度もJSUGを何卒よろしくお願い申し上げます。
JSUG事務局