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・SAPシステムとの直連携によるリアルタイム処理で業務の効率化・迅速化を実現
・ペーパーレス化と一貫したシステム処理による業務の可視化とトレーサビリティの向上
・電子帳票基盤Paples(パピレス)との連携による電子帳簿保存法対応と帳票処理の自動化

SAPシステムとシームレスに連動する「Speed-I ワークフロー」と
電子帳票基盤「Paples」でDXを推進し内部統制を強化

Speed-I ワークフローテンプレートで、業務の効率化・迅速化を実現

 

Speed-I ワークフロー(以下Speed-I WF)は、SAPシステムとシームレスに連動する、日鉄日立システムエンジニアリング(NHS)が開発したSAPシステムアドオンテンプレートです。

SAPシステム上に構築され、最適化された各種アドオンパーツを組み合わせることで、現状の申請・承認業務を大きく変更することなく、様々な業務シナリオに対応したワークフローシステムを構築できます。また、SAPシステムだけでなく、外部システムと連携した申請・承認処理にも活用できます。

Speed-I WFは、SAPシステム内のトランザクションやマスタとシームレスに連携するため、SAPシステムのデータ更新やマスタ変更は、直接かつリアルタイムに実行されるので、業務の迅速化に貢献します。また、外部のワークフローシステムを使う場合にデータ連携することで発生するタイムラグや、二重のマスタメンテナンスの手間もありません。

Speed-I WFのエンジンや画面は、SAP UI5で構築されているので、Webブラウザ・マルチデバイスにも対応し、テレワークの導入などもスムースに行えます。さらに、SAP Fioriを採用し、直感的で既存システムと一貫性のあるデザイン・操作性を実現し、ユーザはアドオンを意識せずにワークフロー機能を利用できます。

 


【Speed-I ワークフローテンプレートのご提供機能】


 

Speed-I WFを活用して、働き方改革や内部統制強化を推進

 

多くの企業が課題としている「ペーパーレス化による一貫したシステム処理」を行うためには、先ず各業務フロー内で紙や手動メール、捺印で対応している業務処理の撤廃がポイントとなります。例えばSAPシステム上のデータの追加/変更を行う際に別途紙やExcelで申請し、ハンコで承認するといった業務フローが残っている場合、そこでトレーサビリティが途切れてしまいます。内部統制の強化のためには、手動処理や紙での処理を無くし、一貫したシステム処理によりトレーサビリティを確保する必要があります。

柔軟な設計が可能なSpeed-I WFであれば、従来紙やメールやExcelで行っていたシステム化しにくい業務もシステム上で再現し、これらの業務の流れを電子化し、可視化することができます。

また、脱ハンコ、ペーパーレス化、Web対応により、いつでもどこからでも業務を遂行できる環境が整い、テレワークの推進や、ひいては働き方改革にもつなげることができます。

さらにSpeed-I WFは、組織変更や業務フローの変更にも、迅速かつ柔軟に対応可能なため、大きな業務負担となることもありません。

このように、 Speed-I WFをご活用いただくことで、お客様のDX推進や働き方改革、内部統制の強化に貢献します。

 


【ワークフロー画面例】


 

Paples(パピレス)連携で電子帳簿保存法にも対応し、帳票処理の自動化により帳票活用の幅を広げる

 

Speed-I WFは、NHSが開発した電子帳票基盤「Paples(パピレス)」とも連携します。

Paplesは、SAPシステム上のデータはもちろん、様々な形式の帳票・仕訳・証憑データを取り込み、一元管理できる電子帳票基盤です。帳票データのアーカイブによる長期保存やWeb参照が可能で、電子帳簿保存法(以下:電帳法)の法令要件対応にも、帳簿・書類・スキャナ保存・電子取引の4区分に活用できます。

ワークフローで承認された見積書や発注書などの電子配信や、電子取引サービス連携、タイムスタンプ管理や会計データと証憑の自動関連付け、PDFメール添付配信、電子FAX、電子インボイス対応など、様々な帳票活用を実現します。

また、SAPシステム、Speed-I WFとPaplesをシームレスに連携させ、例えば支払業務に関する業務フローに適切に導入すると、一連の支払承認業務と電帳法対応がシステム上で効率良く実現できます。

ユーザはSAPシステム上の伝票データをクリックするだけで、システム連携を意識せずにPaples画面に遷移し、証憑データとの照合やタイムスタンプの付加、関連する帳票の配信状況をリアルタイムに確認できます。

Speed-I WFの承認プロセスにおいても、承認ステータスがPaplesにも反映され、ユーザはいつでもどこからでも進捗状況や証憑などの関連データを参照でき、SAPシステムの会計データにステータスを反映することもできます。Speed-I WF+Paplesの連携によって、データの転記処理が不要となり、一貫したシステム処理により電帳法への対応が可能となります。

また、弊社専門担当者による電帳法対応コンサルティングも含め、効率良い業務フローの再構築からシステム対応、提携税理士と連携した法令対応や届出まで、最適なコーディネイトをご提案します。

 


【Speed-I WF+Paples連携による支払業務適用例】



 

紙ベースのマスタ変更申請をワークフロー化し業務負荷を軽減

 

お客様がよく問題とされる2つの課題例について、ご紹介します。先ず1つ目は、SAPシステムのマスタ変更を手作業で行っているため、非効率となるという課題です。

例えば、品目マスタの価格変更が必要となった場合、紙で申請を行っているとします。変更データは紙の申請書を見ながら手入力を行う必要があり、また入力データの確認作業も必要となり、煩雑です。紙での申請は、それ以外にも申請書の保管コストやトレーサビリティの悪化など様々な非効率をもたらします。

またSAPシステム上のデータ反映は、通常は反映日の指定ができません。このため反映したい日時の直前に作業を行う必要があり、時には作業が集中してしまうといった問題もあります。

これらの課題はSpeed-I WFの導入で解決できます。価格変更の申請は、申請者がワークフローの申請画面で直接品目マスタの該当データを検索し、変更後の価格等を入力。品目マスタの管理者がワークフロー上で確認し、承認します。承認されたデータはSpeed-I WFからSAPシステムのデータを直接書き換えできるため、自動更新されます。さらにマスタの反映日の指定もできるため、あらかじめ変更データを設定しておき、指定の日時に自動更新する、といったこともできます。誰が、いつ、どのような理由でどの項目を変更したかの履歴もすぐに検索でき、トレーサビリティも向上します。



Speed-I WFとPaples連携で、証憑登録の再処理問題を解決

 

2つ目の課題は、SAPシステムで一旦処理した証憑に対し電帳法対応のために再処理が必要となり、そこに手作業が発生するという問題です。

ある企業では、SAPシステムで会計処理を実施後、電帳法のスキャナ保存に対応するため、別システムに証憑を登録し直し、タイムスタンプを付与しています。その別システムでは、以下のような問題があります。

 ①帳簿や仕訳明細データと証憑データとの紐付けを手動で行わなければならない。

 ②証憑データに管理番号を付与し伝票と紐付ける際、管理番号の採番や運用にも手作業が発生する。

 ③SAPシステム側で伝票削除や変更を行った場合、別システムと非同期であるため、別途削除や変更処理を行う必要がある。

Speed-I WFとPaplesを使えばこれらの課題が解決できます。両者の連携により、Paples内で伝票番号を元にして、証憑データと仕訳明細データを自動で紐付け、一元管理ができるからです。また、SAPシステム上で変更された伝票データは変更履歴と共にPaplesに自動連携されるので、二重管理の必要も無くなります。


もしこのような課題を抱えているのであれば、ぜひNHSにご相談ください。NHSはワークフローのみならず、様々なアドオンテンプレートをご提供しており、何れも短期間かつ低コストでの導入・構築が可能です。スピード感やコストを重視しているお客様にもご満足いただけるはずです。

また、今お抱えの課題についてどこから手を付けて良いか分からない、といった場合でもNHSのコンサルティングチームにぜひご相談ください。専門チームにより、調査や各種棚卸、業務改革までをサポートいたします。

パートナー企業

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日鉄日立システムソリューションズ株式会社

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