活動紹介「クレスコ・イー・ソリューション株式会社」

クレスコ・イー・ソリューション株式会社
デザインシンキングで課題・ニーズの発掘から価値実現までを支援する本格サービスが登場
思考のあり方を変えてイノベーションを推進するBusiness Designサービス
SAPをはじめ、多くの企業が取り入れているイノベーションの手法「デザインシンキング」ですが、どう活用したらよいのかよくわからないという声も多く聞かれます。クレスコ・イー・ソリューション株式会社は、デザインシンキングに特化した専門組織を立ち上げ、デザインシンキングを提供する「Business Design」サービスを開始。思考のあり方を変えるところから支援し、ビジネスモデルの構築や新規サービスの開発につなげる、まったく新しいサービスです。

イノベーションを加速する専門組織

遠藤 章浩

遠藤 章浩
クレスコ・イー・ソリューション株式会社
事業統括本部
取締役 本部長

多くの企業がIoT、AI、ビッグデータ、機械学習、RPAなどのデジタル技術を活用したイノベーションに取り組んでいます。しかし、すでに持っている技術や設備をベースに研究開発や事業創出を進める従来型の手法は、限界に近づきつつあります。PoCのプロジェクトを立ち上げて実現の可能性を確認しても、ターゲットや目的が明確化されていないと結果的に市場のニーズに合わない、あるいはサービス化までたどり着かないという「PoC疲れ」すら起こっています。また、部門を横断して新規サービスの開発チームを作っても、ターゲットやニーズがあいまいな状態で企画や開発を進めると、実現に至るまでにチームが疲弊してしまいます。

そこで、新たなアプローチとして注目されているのが「人」を中心とした考え方でアイデアを形にするデザインシンキングです。まず顧客の視点に立ち、少人数のメンバーで課題を議論し、意見をチームで共有しながらアイデアを積み重ねていくイノベーション創出メソッドとして、Apple、Facebook、Googleなどの大企業や多くのスタートアップが採用しています。

デザインシンキングは日本でも知られつつありますが、本格的に活用している企業は多くありません。そこでクレスコ・イー・ソリューションは2018年4月、デザインシンキングを用いて新たなビジネスモデルやビジネス創出を支援する専門組織「ヒューマンセントリックデザインセンター」を設立。日本(東京)と米国(シリコンバレー)に拠点を置き、両国でサービスを展開しています。

「シリコンバレーを拠点に、本場のイノベーションメソッドを用いてビジネスの再創造を行えるようお客様を支援します。また、日本においてもこのメソッドで課題とニーズの見える化に取り組むことができるため、イノベーションを大きく進めることが可能になります」と、事業統括本部 取締役 本部長の遠藤章浩は語ります。

クレスコ・イー・ソリューション自らが効果を実感してサービス化

今村 雄人

今村 雄人
クレスコ・イー・ソリューション株式会社
ヒューマンセントリック
デザインセンター
グループマネージャー

方 圓

方 圓
クレスコ・イー・ソリューション株式会社
ヒューマンセントリック
デザインセンター
マネージャー

SAPシステムのコンサルティング、サービス/製品開発、導入支援を主力事業とするクレスコ・イー・ソリューションがヒューマンセントリックデザインセンターを立ち上げた背景には、同社自身のビジネスイノベーションがありました。

新規事業を創出する目的でデザインシンキングを社内に取り入れた同社は、その成果を日本企業に広めたいと考え、デザインシンキングを提供する「Business Design」サービスを事業化。

ヒューマンセントリックデザインセンターグループマネージャーの今村雄人は「デザインシンキングの基本は、メンバーの意見を否定せず、そこにアイデアを重ねながらコンセプトを探っていくことにあります。こうした考え方が当社内に根付きつつあり、本センターはその成果物のひとつです」と語ります。

毎日のようにワークショップやセミナーが開催されるシリコンバレーで知識を蓄え、トレーニングを受けたヒューマンセントリックデザインセンターのファシリテーターが、お客様のビジネス戦略構築を支援。

シリコンバレー担当 マネージャーの方圓は「デザインシンキングを通して、お客様企業のクリエイティビティを引き出せるようにサポートするのが私たちの役目です。中国出身で、複数の日本企業で働いた私自身の経験も活かし、日本企業のユニークさ、素晴らしさに気づいていただきたいと考えています」と語ります。

実践的な取り組みまで継続的にサポート

Business Designは、以下のように3つのサービスと1つのオプションメニューで構成されています。

(1)INNOVATION STAND(イノベーションスタンド)
「デザインシンキングとは何か」を知っていただく初級者向けのメニューです。1日(6時間)で座学のセミナーと体験ワークショップを受講し「カスタマージャーニーマップ」、「ペルソナ」、「ストーリーボード」などデザインシンキングの代表的なツールを通してイノベーションのプロセスを学びます。
(2)INNOVATION CAFE(イノベーションカフェ)
新規ビジネスの構築と課題発見に踏み込むための第1ステップとなるメニューです。実現したい目的に対してデザインシンキングが本当に有用かを確認するために、プロジェクトの先頭のプロセスを切り出して体験。特長は、お客様自身へのヒアリングやインタビューを実施して、まだ目に見えていない課題/ニーズを発見することにあります。それぞれの課題を整理して解決策を検討し、プロトタイプの作成まで実施します。期間は1〜2日、新サービス開発や課題解決の足がかりをつかむことができたら次のステップ(3)に進むことが可能です。
(3)INNOVATION STUDIO(イノベーションスタジオ)
実際の価値実現に向けて取り組むメニューです。お客様自身またはサービス利用者へのヒアリングやインタビューを実施して課題やニーズを掘り起こし、デザインシンキングのプロセスを何度も繰り返しながら、最終的には製品化またはサービスのアウトプットまで導きます。本番を見据えたサービスであるため、実施期間は内容によって異なります。
(オプション)Silicon Valleyツアー
シリコンバレーで最新のデザインシンキングを体験するツアーです。シリコンバレーには、SAPやGoogleなど最先端のIT企業が集まり、世界的に利用されるサービスや製品の研究開発拠点として、世界で主導的な役割を果たしています。シリコンバレーや最先端企業の中心的なアプローチ方法がデザインシンキングです。このデザインシンキングの聖地であるスタンフォード大学の「d.School」で専任講師からデザインシンキングの講義を直接受けることができます。

瀬戸 琳太郎

瀬戸 琳太郎
クレスコ・イー・ソリューション株式会社
ヒューマンセントリック
デザインセンター
コンサルタント

いずれのメニューから始めることもできますが、(1)または(2)やSilicon Valleyツアーのステップを経て、最終的に(3)の「INNOVATION STUDIO」につなげることが目標となります。

ヒューマンセントリックデザインセンター コンサルタントの瀬戸琳太郎は「単発でデザインシンキングを体験するだけでなく、何らかのアウトプットが出せるまで継続的にサポートできるのが当社の強みであり、サービスの目的でもあります。最終的には日本企業に自発的なイノベーション文化が根付くところまで見届けたいと考えています」と話します。

クレスコ・イー・ソリューションは、SAPジャパン、コマツ、NTTドコモ、オプティムの4社が開発した建設・土木向けITプラットフォームの「LANDLOG」をサポートしたり、大分県臼杵市が実施したラグビーワールドカップ日本大会向けワークショップにファシリテーターとして参加したりと、日本でも実績を積み重ねています。新たなサービスを活用してマインドセットの変革を進めていくことが、日本企業の新たなビジネスチャンスにつながるはずです。

システム概要図

サービス構成とプロジェクトフロー

パートナー企業

クレスコ・イー・ソリューション株式会社
クレスコ・イー・ソリューション株式会社

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