サポーターソリューション「SCSK株式会社」

SCSK株式会社
海外本社のSAPシステムを日本に展開する
SAPロールイン支援サービス
近年、グローバル企業が本社で稼動しているSAPシステムを日本の拠点に展開するケースが増えてきました。そこで課題となるのが、本社側との円滑なコミュニケーション、日本側のSAP導入経験や製品知識の不足といった点です。SCSK株式会社は、業務とSAPソリューションの両方に精通する日英バイリンガルのプロジェクトマネージャー、コンサルタントがプロジェクトをリードし、円滑な導入を実現する「SAP ロールイン支援サービス」を提供します。

グローバルSAPシステムの日本展開を支援

ビジネスのグローバル化が進む昨今、M&Aにより日本企業が海外企業の傘下に入ったり、外資系企業が新たに日本に拠点を構えたりするケースが増えています。その際、会計などの基幹システムは、本社に合わせるのが一般的です。また、従来は拠点ごとに独自のシステムを運用してきた企業が、効率化のため本社システムへの統合を図る動きもあります。こうした際に発生するのがシステムのロールイン作業です。

ロールインは、日本企業の本社システムを海外に展開するロールアウトとは反対に、グローバル企業が本社で利用しているシステムを日本の拠点に展開することを指します。一般的には、本社の業務とITを司る担当者が来日し、その指揮のもとで日本法人への導入プロジェクトが進められます。

SAPシステムのロールインにおける最大の課題は、本社とのコミュニケーションです。たとえば、日本側の要件を本社に詳しく説明する際、日本チームのメンバーが英語で正確に内容を伝えることは簡単ではありません。コミュニケーション言語には問題なかったとしても、SAPシステム導入に初めて関わった場合、開発現場で飛び交うSAP独自の用語が理解できず、システム設計を日本に適用するために多大な時間と苦労を要することもあります。

そこでSCSKが提供するのが、「SAPロールイン支援サービス」です。業務とSAP製品の両方に精通する日英バイリンガルのプロジェクトマネージャー(PM)/コンサルタントがプロジェクトに参画して定期的な会議体を運営し、プロジェクトをリードします。本社が要求するシステム仕様を理解して日本の業務要件とのギャップを見極め、課題の対応漏れを防止し、リスクを明確化。これにより、プロジェクトを遅延なく進めることが可能になります。

図:基幹システムのロールイン作業

図:基幹システムのロールイン作業

コミュニケーションギャップを解消し、プロジェクトを牽引

SCSKの「SAPロールイン支援サービス」は、海外本社と日本拠点の間にSCSKが入り、言語、業務知識、SAPシステムに関するギャップを解消しながらスムーズな導入を実現することで、以下の4つのメリットをもたらします。

■ プロジェクトタスクとチェンジマネジメントを推進
SCSKが定期的な会議体を運営し、業務部門とIT部門のコミュニケーションを活性化します。たとえば、作業の完了基準を本社では「60%で完了」、日本では「100%で完了」とみなすなどの認識のずれをなくすため、会議体を通じてプロジェクトの完了基準を統一します。 また、日本と本社では組織構成が異なるため、日本側で1人の業務担当者が複数の業務領域をカバーしなくてはならないこともあります。このような場合、SCSKとお客様で作業を分担し、業務担当者の負担を軽減します。

■ バイリンガルのPMとコンサルタント中心に「認識の齟齬」を解消
言語の相違、SAP用語の理解など、SCSKが確実に橋渡しを行うことでコミュニケーションロスを解消します。また、プロジェクトでトラブルに発展しやすいのが、口頭ベースでの情報伝達です。SCSKではギャップリストや課題リストを必ず文書化し、文書ベースで説明や打ち合わせを行うことで認識の齟齬をなくし、細かなニュアンスの違いを解消します。進捗状況についても、認識の違いを明確化できるよう議事録を作成し、本社と日本の意見を細かくすりあわせながらプロジェクトを管理します。

■ リソース不足を解消して本業に注力できる環境を提供
ロールインのプロジェクトでは、日本側にスーパーユーザーを置き、スーパーユーザーが核となってエンドユーザーに展開していくスタイルが一般的です。しかし大抵のスーパーユーザーは重要な業務に複数関わっているため、現業に支障をきたすケースが少なくありません。そこでSCSKではエンドユーザーへの教育など、スーパーユーザーの役割の一部あるいはすべて代行することで負担を軽減。業務・システム統合に関する本質的な課題にスーパーユーザーが専念できる環境を作ります。

■ 日本固有の商習慣に対応し、本稼動後の業務停滞を防止
本社のシステムを日本に展開する際、基本的には標準仕様を「そのまま使用する」ことが求められますが、日本固有の商習慣や法律、顧客要件に対応するため、最低限のカスタマイズは不可欠です。このように、詳細な説明や提案が必要な課題についても、SCSKがシステムを詳細に分析し、業務部門の要件をリストアップ。本社側と交渉して、必要なローカライゼーションを実現します。

約6,000人規模のロールイン案件でノウハウを蓄積

1987年以来、世界38カ国200拠点以上のグローバル展開を支援してきたSCSKは、SAPシステムのロールイン案件も多数手がけてきました。

2014年には、社員数約6,000名の日本の大手製造業が、外資系メーカーに買収されたことを機に、SAPシステム(会計、販売、在庫、人事、分析など)や周辺システムを刷新する大型ロールイン案件を担当。SCSKのバイリンガルPM/コンサルタント、各システムのコンサルタントやSEが中心となり、遅延することなく1年半で本稼動を実現しました。プロジェクトではPMとコンサルタントが業務単位で会議体の運営と正確な意思疎通をサポートし、本社と日本との組織構造の違い、言語の違いによるミスコミュニケーションを解消。さらにマスター専任コンサルタントとして、SCSKが本社マスターチームのカウンターパートを務め、マスターデータの移行を推進。本社のSAPエンジニアとの密な情報交換を図り、日本の会計ルールなどをグローバルテンプレートに反映しました。

実績豊富なSCSKのPM/コンサルタントは、上記のような大型のロールイン案件から、拠点向けの小規模なロールイン案件まで、規模の大小を問わず対応することが可能です。また、SAPシステム稼動後の保守・運用・ユーザーサポートについても、本社の方針に合わせて相談に乗りながら、あらゆるニーズに応えていきます。

パートナー企業

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