日本アイ・ビー・エム株式会社

日本アイ・ビー・エム株式会社
コンサルティング、ハードウェア、開発・保守・運用を三位一体で提供するIBM HANA Solution Center
ビッグデータ時代を象徴するインメモリーデータベースとして注目を集めるSAP HANA。高速データ分析、リアルタイム経営の実現に向けて多くの企業が導入を検討中です。日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、IBM)は、SAP HANAによる企業の業務変革を支援する「IBM HANA Solution Center」を開設。導入前に効果を検証・測定するコンサルティングサービス、ハードウェア等の環境構築、開発・保守・運用サービスまで、付加価値の高いトータルソリューションを提供しています。(図1参照)

IBMグループ約65名のデリバリーおよび技術支援体制

IBM HANA Solution Center

図1

IBM HANA Solution Centerには、約65名のコンサルタントとデリバリー担当者が所属し、SAP製品(主にSAP HANA、SAP NetWeaver BW、SAP BusinessObjects)に関するシステム構想から要件定義、本番サポートまでのシステム構築をサポートする「SAP関連コンサルティングサービス、及び専門デリバリー組織」と、SAP製品の最新情報を入手し、デリバリー部隊への技術支援や検証環境を提供する「IBM-SAPコンピテンスセンター」が相互に連携しながら開発を支援します。

SAP HANA導入には、SAP ERPのノウハウも重要です。ターゲットソースとなるERPのモジュールに関する深い知識があってこそ、的確にデータを抽出できるからです。また、SAP HANAは列方向にデータを格納する特殊なアーキテクチャーで設計されているため、カラム型データベース構造の知識も必須となります。IBM HANA Solution Centerに所属するコンサルタントとデリバリー担当者は、多彩なSAP製品をはじめ複数のソリューションに精通しています。業務分野に関しても会計系、ロジスティクス系と分け隔てなくスキルを保有し、業務にマッチした分析モデルの構築から分析レポートの作成までカバーすることが可能です。

SAP HANAの性能を実機で確認できる検証環境を提供

導入にあたって不可欠なのが、自社のデータをSAP HANAで処理した場合の効果検証です。SAP HANAはリビジョンアップを繰り返して急速に進化を遂げているため、企業では開発環境に与える影響やシステムとの相性をチェックし、複数バージョンについて導入可否を検討する必要があります。しかし、自社内でこのような検証環境を用意するとなると、物理的にもコスト的にも困難が伴います。そこでIBMは東京・箱崎本社内にSAP HANAの検証環境を整備。導入検討中のお客様は、自社のテスト用データを持ち込んで動作を確認することができます。実機を使って複数の疑似的な環境が利用できるため、検証結果を見ながら現行バージョンのSAP HANAを適用するか、次期バージョンを待つかといった判断を、より確実に行うことができます。テスト用のデータを一定期間預けていただくだけで、検証作業はすべてIBM HANA Solution Centerが行うため、お客様の負担も最小限に抑えられます。

SAP HANAに対するニーズを掘り起こし、最大の効果を引き出す

現在のビジネス環境では、あらゆる作業で「リアルタイム」を意識する必要があります。多岐にわたる業務のリアルタイム化を可能にするSAP HANAは、伝票のチェック、大量データの高速分析に基づく意思決定などさまざまな場面で効果を発揮します。SAP HANAをどのように使うと効果的なのかわからないというお客様に対しては、コンサルティングサービスを通じて最適な活用方法をアドバイス。お客様の現状、将来に対するご要望を丁寧にヒアリングしながら、SAP HANAに対する潜在的なニーズを掘り起こしていきます。

導入決定後は、お客様とディスカッションを重ねたうえでIBMが開発方針をリードしていきます。SAP HANAをDWHとして利用する場合、SAP BusinessObjects製品との連携も開発の重要なポイントとなります。たとえばSAP HANAとSAP BusinessObjectsにかかる負荷のバランスがとれていないと、BusinessObjects側に大きな負荷がかかるなど理想的なパフォーマンスが発揮できません。IBMは顧客要件に合わせて方針を決定し、インメモリーデータベースの性能をフルに引き出します。

インフラからアプリケーションまでワンストップで提供

SAP HANAは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによるアプライアンスとして構成されています。ハードウェアサプライヤーでもあるIBMは、ドイツのSAP本社をはじめ多くの企業にSAP HANAのインフラ環境を提供してきました。Linuxディストリビューションも開発元と協業。SAP HANA専用のファイルシステムも用意しています。搭載するメモリー容量も最小128GBから最大100TBまで、あらゆる要望に応えるインフラ環境を整えています。

導入後の運用保守も、チーム間の横連携によりきめ細かなサービスを提供しています。現在は性能面がクローズアップされているSAP HANAですが、将来的に可用性の確保、災害対策といった運用フェーズにも応用されることを想定し、今後は運用ソリューションも強化していく方針です。また、SAP HANA以外の周辺ソリューションもカバーする強みを活かして、あらゆるサービスをワンストップで提供していきます。

SAP BW on HANAでBAコックピットの導入が加速

IBM HANA Solution Centerを利用したソリューション構築の事例として、SAP NetWeaver BWを利用したIBMビジネス・アナリティクス・コックピット(BAコックピット:図2参照)への適用が進んでいます。BAコックピットは、SAP ERPをはじめとする基幹業務システムのデータを活用し、グローバル会計およびグローバル・ロジスティクスのデータを「見える化」するソリューションテンプレートです。会計系・ロジスティクス系管理指標の分析数値を、グラフやアラート機能を利用してビジュアル効果の高いレポートを構築し、意思決定の迅速化をサポートします。独自の「コードチェンジ機能」を搭載するBAコックピットでは、国内、国外の拠点が独自に使用しているコード体系をそのまま受け取り、本社の体裁に合わせて統合表示することが可能です。そのため、各拠点に負荷を与えることなく柔軟な分析基盤が構築できます。

SAP HANAが登場するまでは、ハードウェアベースの高速化ソリューションSAP NetWeaver BW Accelerator (SAP BWA)が適用され、データベースをSAP BWAサーバのメモリー上に展開して高速検索していました。今回、SAP HANAをSAP NetWeaver BWのデータベースとして利用する「SAP BW on HANA」が実現したことで、大幅なパフォーマンスの向上が期待できます。IBM HANA Solution Centerでは、BAコックピットの導入に対しても万全の体制でカバーしていきます。

BAコックピット

図2:BAコックピット
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