成功事例「株式会社エスクリ」

株式会社エスクリ
SaaS型BIサービスを活用し、多次元分析システムで
ブライダル事業に新たな可能性を拓く
徹底したお客様視点とデータ重視の経営戦略により躍進を続けるブライダル業界の新興企業、エスクリ。同社は、意思決定の迅速化を目的に富士通のSaaS型BIサービス「SAP BusinessObjects BI OnDemand」を導入。また、独自のKPI指標で多次元分析できるシステムを富士通と共同で開発した。全国店舗の状況をタイムリーに把握できるようになったことで、意思決定のスピードとクオリティを向上させるとともに、情報の共有化により現場のマネジメント力の強化も図っている。

現場でのデータ入力から分析までのタイムラグをなくしたい

岩本 博氏

岩本 博氏
株式会社エスクリ
代表取締役 社長

柔軟かつ斬新な発想でブライダル事業の可能性を拓く新興企業のエスクリ。同社は設立7年でマザーズ上場を果たし、2010年上期の売上高も前年同期比55%増と大躍進を続けている。その鍵となっているのが、徹底したお客様視点とデータ重視の経営戦略だ。昨今の式場選びでは交通アクセスに最もこだわっているという調査結果がある。同社は幅広いジャンルの出店とオペレーションのノウハウを活かすことで、ブライダル業界初となるオフィスビルの中にある結婚式場をはじめ、全店舗が駅から徒歩5分圏内の立地を実現している。

同社では2009年に、新規来館から挙式当日に至る顧客対応プロセス管理を行う営業支援システムをクラウド型サービスのSalesforeceで開発し、現場のデータを収集する仕組みを確立。次のテーマは情報の迅速な活用だった。「現場でのデータ入力から分析までにタイムラグがあるほど経営判断や意思決定が遅くなります。収集したデータを見たいKPIと見たい視点でタイムリーに見る。これが導入の動機です」とエスクリの代表取締役社長 岩本博氏は語る。

従来、Salesforceからのレポートをエクスポートし、Excelで日次・週次・月次の集計・加工を行っていたが、なかには作成に30分もかかる帳票もあった。現場から収集したデータに加え、社内の会計システムのデータも統合し高速に集計・分析できるBIツールの導入が急務だった。

投資コストを抑制し、迅速に導入できる「SAP BusinessObjects BI OnDemand」

松浦 啓太氏

松浦 啓太氏
株式会社エスクリ
経営企画部 経営企画チーム
ゼネラルマネージャー

エスクリは投資コストを抑制でき、迅速な導入が可能なSaaS型のビジネスインテリジェンス(BI)ツールを求めていたが、ほとんどのBIツールは自社導入型だった。「SaaS型BIサービス『SAP BusinessObjects BI OnDemand』の日本語版が富士通からリリースされるというので提案をお願いし、これなら当社のニーズに対応できると思いました」と経営企画部 経営企画チーム ゼネラルマネージャー 松浦啓太氏は振り返る。

「SAP BusinessObjects BI OnDemand」により、同社は全国6店舗の営業情報や運営情報、また事業計画などの情報をもとに、同社独自のKPI指標で多次元分析できるシステムを富士通と共同で開発。構築にあたってはオフショア開発を活用し構築期間はわずか1.5カ月、開発コストも約1/2に削減できた。

タイムリーにさまざまな観点から経営情報を見たい

BIツールの活用について、岩本氏は期待を込めてこう語る。「ブライダルビジネスで勝負となる土曜日、日曜日の状況を翌週の月曜日の朝に見たいですね。売上や原価などの予実状況の事業所別、個人別でのタイムリーな把握や、優良な顧客層が集まっている大都市圏への出店計画などにも活用していきたいと考えています」

同社では現場のマネジメント力強化のために各事業所の拠点長に対してアクセス権限を配布し、クラウド上で情報の共有化も実現している。ブライダル市場で国内トップシェアを目指すエスクリを、富士通はクラウドサービスなどの提供を通じ迅速かつ柔軟にサポートしていく。

株式会社エスクリ システム構成図

導入企業プロフィール

株式会社エスクリ

本社:東京都港区
設立:2003年6月
資本金:4億7,809万円
事業概要:挙式・披露宴の企画・運営を行うブライダル事業
http://www.escrit.jp/

パートナー企業

富士通株式会社

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